生物学的製剤

生物学的製剤を使うなら、高額療養費制度を活用しよう

  date_range2019-11-12 
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生物学的製剤を使う上でネックとなるのが、高額な医療費がかかってしまうことです。

一度の通院で数万円、年間数十万円の医療費がかかるとなると、誰しも頭を抱えてしまうのではないのでしょうか。

ですが、現在の医療保険制度においては、「高額療養費制度」を利用することで、その負担を軽減することができるようになっています。

前年の所得や年齢によって、その自己負担限度額が決まっています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/index.html

高額療養費制度を利用される皆さまへ

限度額適用認定証を取得しよう

自己負担限度額を超える医療費を医療機関の窓口で支払った場合は、受診後の申請でも大丈夫。

お勤めの職場の健康保険担当か、国民健康保険をお持ちであればお住まいの自治体窓口において、自己負担限度額を超えた分の払い戻し申請が可能です。

しかし、医療費支払い後の申請ですと、実際差額が戻るまでに約3ヶ月かかる上に、支払い時に高額な医療費を支払わないといけなくなるため、予め、「限度額適用認定証」を取得しておくことをおすすめします。

「限度額適用認定証」を提示することで、自己負担限度額以上の支払いをしなくていいことになります。

直近12ヶ月間に3回、自己負担限度額の適用を受けた場合、4回目以降は多数該当としてさらに限度額が引き下げられます。

多数該当がカギ

生物学的製剤を使用していると、数ヶ月に一度の頻度で通院することになりますので、自己負担限度額の多数該当が適用される場合がほとんどでしょう。

こういった制度をうまく活用し、自身のQOLと照らし合わせてみて、生物学的製剤の使用を視野に入れてみるのもいいのではないでしょうか。


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