生物学的製剤

生物学的製剤が効かなくなるとき

  date_range2019-11-8 
プロモーションが含まれています

同じ薬を長期間に渡り使い続けていると、あるとき、その効果がなくなることがあります。

それは突然効かなくなるのではなく、徐々に、徐々に、です。

私もこれまでに2度、生物学的製剤が効かなくなったことがありました。

生物学的製剤の効果減、どうやって気づく?

体調の変化

まず気づくのが、自分の体調の変化です。

普段から、季節や天候によって、調子のいい日、悪い日というものはつきまとっていました。

場合によっては、風邪などにより調子が悪くなることもあります。

ですので、少しくらいのだるさ、関節痛は慣れっこに。

関節リウマチ歴も長いので、痛みに対する我慢強さもあり、またすぐに軽くなるだろうと安易に考えてしまうんですよね。

それが仇となり、薬の効果が薄れてきていることになかなか納得できないことも。

関節痛がすっきりとしない日々が続き、あるとき、ひょっとして生物学的製剤が効いていないのでは?と認めざるを得なくなりました。

血液検査

関節リウマチで通院していると、毎回血液検査があります。

体調が安定しているときは、2-3ヶ月に1回の通院ですが、その際の検査において、CRPがだんだん高くなっていきました。

毎回、CRP値が正常範囲値を上回ることとなり、主治医にも生物学的製剤の変更を勧められるのでした。

生物学的製剤はどれくらい使用した?

生物学的製剤を使い始めてすぐに効かなくなったわけではなく、最初はとてもよく効いていました。

生物学的製剤の使用期間は4−5年だと思います。

今こうして考えると長いのかもしれませんが・・・

生物学的製剤が効かなくなったらどうしましょう

生物学的製剤の効果がなくなってきたら、別の生物学的製剤を使うしかありません。

ターゲットが違ったり、副作用を抑えたりと、次々と新しい生物学的製剤が認可されています。

関節破壊の進行を抑えることが、今の関節リウマチ治療の主目的である以上、効果がなくなったら新しい薬に乗り替えざるを得ないのですが、行き先の見えない治療法のような気がしてならないのです。


Latest Posts