関節リウマチ
薬はいつまで使い続ける?関節リウマチの寛解を目指したい
date_range2019-11-15
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関節リウマチで薬を使用していると、この薬、一生使い続けないといけないのかな?と不安になったりしませんか?
かつては、薬によって関節リウマチの痛みを抑えることが目標でした。
その後、効果の高い新薬の登場によって、関節リウマチは「寛解」できるものへと大きく変わりました。
では、「寛解」とは、一体どのような状態なのでしょうか。
寛解とは
「寛解」とは、「病気の症状がほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態」とあります。
東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター
「寛解」の状態は、薬を使いながらでも、以下の3つの状態がキープできていれば、達成されたということになるようです。
- 「臨床的寛解」炎症など症状がなくなること
- 「構造的寛解」関節破壊の進行がほぼ止まること
- 「機能的寛解」身体機能を維持すること
私が考えていた「寛解」とは、薬を使わなくても、上記の状態がキープできていること、と思っていました。
もちろん、ベストなのは薬を使わなくても「寛解」を保てる状態です。
リウマトレックス、そして生物学的製剤の登場により、その「寛解」も夢ではないようです。
早期治療が寛解への近道
最近の関節リウマチの治療は、初期の段階で効果の高い薬、リウマトレックスや生物学的製剤を導入することが主流です。
そうすることで、一気に「寛解」状態へもっていける可能性が高まるそうです。
では、私のように、一昔前の方針でダラダラと治療してきた(今は違いますが)患者には、「寛解」の希望はないのでしょうか・・・と気になってしまいます。
ですが、年々、関節リウマチに効果的な新薬が登場してきています。
希望を捨てず、改めて「薬を使わなくても寛解を維持する」ことを目標にしていきたいです。